こんにちは☆
たなからはるもちです(*’ω’*)
突然ですが、2つの文をみてください☆
I thank you for your many kindnesses. (色々と親切にしてくれてありがとう。)
There is a lot of kindness in the world. (世界にはたくさんの思いやりがある。)
うん??
上の文はkindnesses → 複数形で数えられる名詞(可算名詞)になっている。
下の文はkindness → a lot of がついているにもかかわらず、複数形のsがついていない!!
すなはち、数えられない名詞(不可算名詞)として取り扱われている。
えーーーーーーーーーーーー???????( ;∀;)
そっか。kindness は可算名詞・不可算名詞どちらも使えるんだっけ??
英作をする際に困るのが名詞!!
a はつくの?
複数形にするの??
the はつけるの?
何もつけないのもみるけど??
今日はその定義についてお伝えします!!
目次
単数形、複数形、数えられない名詞、the の見分け方は・・・?
じゃん!!
それぞれの役割を表した表です。
さっきのkindness(思いやり)の例を絵でまとめるとこんな感じです。
(※重要!!:この絵のためにペンタブ購入(笑))
こんな感じです(*´▽`*)
the kindness:相手もどの行為に対しての思いやりかがわかる。
a kindness: 自分の中で、イメージができる思いやり。kindnessの場合は具体的な行為を示す。
kindnesses: イメージできる思いやりが複数ある。
kindness: イメージができない思いやり。漠然としている。
少しイメージができましたか?
上の例文の解説:
many kindnesses と複数形のsがついているので、この言葉をいった本人は、
○○の行為と、△△な行為と、□□な行為と・・・って頭でちゃんと絵にできるし、聞かれたら説明できます。
一方で、2つ目の文。
a lot of kindness は、数えられない名詞になっているので、
この言葉をいった本人は、「どんな思いやりといわれても困るなぁ。思いやりは思いやりでしょ!」と漠然なイメージ。絵でいうと、ハーーートな感じ???
単数形、複数形、数えられない名詞、the のこれOK
●上の定義を守っていれば、無冠詞でもぜんぜんOK!!
たなからはるもちだけですかね??
なんか無冠詞だと気持ち悪く感じるのは(;^ω^)
でも全然OKです。
「他人に親切にしなさい」というとき、
Show kindness to others.
といったりします。むやみにthe をつけたり、複数形にしてみたり、yourをつけたり・・・
そんなことする必要はありません!!
●形容詞+名詞の際も、無冠詞OK!!
これも私だけかな??(;´・ω・)
形容詞+名詞のときは、何かaとかthe をつけたりするものだと思ってました。
でも、繰り返しますが、上の定義を守っていれば全然これもOKです。
小さな親切を「small kindness 」と言いますが、不可算名詞であれば何もする必要はありません。
Small kindness is important. No プロブレム!!
これを知っておくとaのイメージがもっとつく
aがつくと、それはイメージできるものになります。
なので、
●「~とは、こういうものだ。」と一般的な概念を表すとき→具体的なイメージができないため数えられない名詞になる。なので見出しなどは不可算名詞が多い。
思いやり(とういうもの)は、あなたを幸せにする(ものだ)。→ Kindness makes you happy.(一般的な”思いやり”で、具体的な行動を示さない。)
なので、ことわざなんかは、たいてい不可算名詞で始まることが多い。
経験は良き教師である→ Experience is a good teacher.(一般的な”経験”で、具体的な経験を示さない。)
●新しくできた言葉、普及されていない言葉→具体的なイメージができないため数えられない名詞が多い。
有名なものがe-mail。
一昔前までは、send e-mail だったのが、今では普及して誰もがイメージできる対象となりました。なので、send an e-mail となります。
ここでふと思う。
今や有名になってきたけどmangaはどうなんだろう?
OXFORD英英辞典では、❝[countable, uncountable] ❞可算・不可算名詞と記載。
一方で、
ロングマン英英辞典では、❝ [uncountable]❞不可算名詞と記載。
もしこれがもっと普及して誰もがイメージできるものになったら、完全に数えられる名詞となるのでしょうか??
ちなみに、sushiも不可算名詞です。
I eat a sushi. ✖ I eat sushi.◎
これは普及してもきっと不可算名詞のままでしょう。
理由は☟です。
●お肉系は食べる方は、不可算名詞。動物そのものは可算名詞。
これも a にまつわる有名な具体例の1つ。
豚を食べるときに、動物そのものをイメージして食べる人はいないでしょう。
そもそも、食べても豚なのか牛なのかわかりにくいときがあるくらいです。
なんか、かまぼこだったりするときもw
英語ではたいていの言葉が食用と動物に分かれています。
豚:pig(可算名詞) →pork (不可算名詞)
牛:cow(可算名詞)→beef (不可算名詞)
というように。
ただしchicken は食べ物も動物もchickenなので注意!
でも単語が同じでもやっぱり、
鶏:動物のchicken (可算名詞)→食べ物のchicken (不可算名詞)
と、使い分けられます。
食べる鶏肉が好きなときは、 ”I love chicken.” です。
お肉以外でも同じです。パッとみてイメージができないものは全て不可算名詞となります。
この世に1つしかないものにはtheがつくって聞いたけど・・・?
「earth, sun, see など、この世に1つしかないものにはthe がつく」って覚えていたけれど、the の定義は『相手がわかる』『限定する』です。
なので、たなからはるもちは今はこう解釈しています。
太陽って本当に1つしかないのでしょうか?もしかしたらもう1つあるかもしれません。なので私たちの知っている「地球から見えるあの太陽」に限定しなければなりません。
海。もしかしたら火星にもあるかもしれませんw
だけど、「I went to the sea.」といったら、私たちの知っている地球上にある青い海を誰もが思います。
なので、the の本当の訳は「あなたもご存じの~」かもしれませんね(#^^#)
注意!!意識しないと使えない複数形
複数形。意外と意識しないと使えないものです(;O;) 例をいくつか取り上げてみます。
●上司に「新規顧客をみつけてきなさい」と営業マンはよく言われると思います。
一般的には、
“Find new customers.”
ですね。
一人でいいなら話は別ですが(^-^;
●これは有名な例。
「私は犬が好きです。」”I like dogs.”
ここで a dog を使うと、自分には好きな犬が1匹いて、その犬を具体的に思い描いているイメージになります。一般的に、黒い犬も白い犬も大きい犬も・・・とにかく「犬」全般が好きなんだというときはやはり複数形を使います。
●「私は普段本を読みます。」”I usually read books.”
”a book”だと、ある1冊の本をいつも読んでいるのか?と感じます。一般的に「本をたいてい読んでいる」といいたいなら、やはり複数形です。
●可算名詞であるmistake。
たなからはるもちは、ネイティブに「私がまちがったところを教えてください」”Please correct my mistakes.”
と聞いたりします。
ここで”my mistake” というと、1つしか教えてくれないことになりますよね(;’∀’) 気を付けないといけません、間違いだらけなのですから(笑)
まとめ
う~~~ん。
名詞を使うごとに、
相手がわかるのか?
自分の中でイメージできるものなのか?
考えて使う必要があるわけですね。
あまり役に立たないかもですが、こんな手順表を作ってみました(・∀・)
※当たり前ですが、自分の中でイメージができてもそれが不可算名詞だったら、不可算名詞として使ってくださいね(;´・ω・) この表は、可算・不可算どちらでも使える名詞について使う表だと思ってください。
以上、たなからはるもちでした(*’ω’*)
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The act of kindness makes Tanakara Harumochi happy☆ See you soon!!
はじめまして☺️
すごく参考になります。
またいろいろ教えて下さいね‼️
コメントすごく励みになりました(#^^#)!!ありがとうございます!!まだ駆け出しの身ですが、がんばります!(*´▽`*)!